早生(わせ)品種の丹沢や国見が終わりかけてきて
しばらくすると中生(なかて)品種の筑波や銀寄になっていきます。
農園はその端境期を迎えます。
台風11号にはヒヤヒヤさせられましたが、
なんとかほぼ無事で大きな実をつけてくれています。
昼間は真夏のような暑さですが、朝晩は少しひんやりする秋の風を感じます。
収穫品種の変化とともに季節の移ろいを感じます。
栗のおいしい季節になりました。
栗は熱に弱く劣化が速いので時間が勝負です。
熊本和栗庵の加工場では厳しい選果を受けた栗を調達して
すぐに冷却して栗が持っている粗熱を取り去り、
ひとやすみさせておいしい状態にしてペーストにしています。
農園も加工場もますます忙しくなっていきます。